ウナギの魚醤「鰻能(ばんのう)」の減塩タイプを試作してもらいました
ウナギの魚醬「鰻能(ばんのう)」の減塩タイプを、イチビキ(株)に依頼して試作してもらいました。ある飲食店のオーナーからの要望です。減塩タイプの試作を、魚醤を開発してくださったイチビキ(株)にお願いしましたところ、同社研究開発本部の精鋭が試作してくださいました。魚醤は保存性を高めるために、飽和濃度の食塩が含まれています。魚醤は本来うま味やコクが十分にあるので、少量の使用でその良さを感じることができますが、もっと多くのうまみを引き出すためにたくさん添加しようとすれば、どうしても塩分量が増えてしまいます。両者のバランスを考えると減塩タイプが必要となります。魚醤の減塩タイプは前例がないと思いますが、試作してくださった研究員の皆様、本当にありがとうございました。