2025年7月12日、東京大学弥生講堂一条ホールで開催された、東アジア鰻学会 公開シンポジウム「うな丼の未来12:ウナギの種苗生産技術研究の最前線」に参加しました。近畿大学の田中秀樹先生の基調講演「ウナギ種苗生産技術の確立」に続いて、いらご研究所の岡村明浩先生による「
完全養殖ウナギ量産化への取り組み」や、水産研究・教育機構の須藤竜介先生の「ウナギ種苗の量産研究の進展」など、ウナギの種苗生産技術のトップ技術者の皆様によるご講演は興味深いものばかりで、大変充実したシンポジウムとなりました。人工シラスウナギのコストは1800円/尾とのことで、天然シラスウナギとの価格差が年々縮小しており、養鰻業に必要な稚魚が全て人工シラスウナギに置き換わる日も近いと感じました。
