チョウセンバカマが釣れました
梅雨の晴れ間の凪予報に休みが重なり、久しぶりの出港です。マリーナを5時前に出航し今切れ口を目指します。マリーナから中央航路まではウナギの仕掛けが最近多く設置され、仕掛けの上を通らないように慎重な操縦が必要です。今切れ口に近づくにつれて波が高くなってきました。シラス漁船の出港時間に重なり引き波が高く、おまけに引き潮と沖合からの高い波の相乗効果で、高く複雑な波が立ってボートの舳先が持ち上がり前方が見えないほどです。この波では途中で引き返すと横波を受ける危険があり、沖合に出るしかありません。やっとの思いで沖に出ましたが、凪予報が全く外れて高い波が押し寄せます。釣りどころではありませんが、引き潮の時間帯に今切れ口に戻るのは、また怖い思いをしますので、満ち潮の時間まで沖で待つしかありません。それならばと、なるべく近くの実績のあるポイントで時間をつぶします。波が高く風もそれなりにありますので、ポイントに安定して仕掛けを落とすことができません。そのような状況な中で奇跡の1匹が釣れました。1科1属1種の変わった魚、丸々と太ったチョウセンバカマ(通称:トゲナガイサキ)です。図鑑によると大きさは40㎝と表示されていますので、ほぼマックスのサイズでした。その後、潮止まりの時間帯になったので今切れ口を無事に通り、少しタコ釣りをしましたが全くダメでした。マリーナのスタッフにタコ釣りの状況を聞きましたが、最近はほとんど釣れていないようです。