2024年は昇龍の年にしたい
2024年の干支は甲辰(きのえ・たつ)」となります。甲辰の組み合わせには意味が込められているようで、甲は十干の1番目であり優越性を表すとともに、まっすぐにそびえ立つ大木を象徴しています。また、辰は十二支の中で唯一の架空の生き物で龍を意味します。古くから、甲辰の干支は「成功の芽が成長していき、姿を整えていく」といった縁起の良さを表しています。私は龍が大好きで、龍の描かれた古刹巡りも楽しみの一つです。例えば、京都の建仁寺の法堂の天井に堂々と描かれた「双龍図」や、相国寺の法堂の天井には鳴龍として名高い「蟠龍図」、東福寺の法堂の天井にある「蒼龍図」など、何回見ても感動します。昨年の紅葉京都旅行では双龍図も蟠龍図も蒼龍図も見ることができて新たな感動を味わいました。「成功の芽が成長していき、姿を整えていく」そんな年になるように頑張ります。