「ニホンウナギの産卵場発見」

 2009年5月、東京大学大気海洋研究所の塚本勝巳教授をはじめとする研究チームは、世界最深のマリアナ海溝付近の海域で、ニホンウナギの卵の採集に世界で初めて成功しました。ニホンウナギは水深約200メートルで産卵し、卵は1日半かけて水深約160メートル、水温約26度の海中まで上がりながらふ化することも分かり、長年の疑問が解明されました。写真は2009年5月にマリアナ海溝付近で採集されたニホンウナギの天然卵(出典:東京大学大気海洋研究所・水産総合研究センター)です。

2020年12月21日